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餃子の形について

中国料理の点心の中で日本人に一番人気があるものが「餃子」だと言われます。
点心で出される丸い蒸篭に入った蒸し餃子ももちろん美味ですが、餃子は他に焼いたり茹でたり揚げてもおいしく食べることができます。
どの調理法で食べるのがお好みか、はそれぞれ違うところですが、やはり餃子全般が人気メニューであることに違いはないようです。

ところで一般的な餃子の形、そう、三日月形にひだが寄せてあるあの形ですが、もともとなぜあのような形になったのでしょうか。
「具がたくさん入る形だから」「焼くときにフライパンに立てて並べやすいから」
確かに、手作りしたことのある人にはそんな風に感じるかもしれませんね。

しかし餃子の三日月形にはこんな説があるのです。
餃子は昔の中国で使われていた馬蹄型の銀貨に似せた形で作られ、食べると財がもたらされるとされてきました。
そのため餃子はお祝いの席で食べられるめでたい食事なのです。
今でも中国では旧正月や結婚式、出産のお祝いには山ほど餃子が用意されるようですよ。
また旧正月に食べる餃子のうち1~2個には中にお金を入れておいて、当たった人はその1年間お金に困らない、という風習もあるそうです。

餃子と言っても鉄板餃子や棒餃子のように細長く包んであるものや、蒸し餃子にはかわいらしくお花をかたどったものなんかもありますね。
また手作りする場合はひだを寄せずに半月状にすることもあります。
でもせっかくですから、三日月形の縁起のよい餃子をたくさん食べて、財運ににあやかりたいものですよね。